既存不適格建築物とは?(3) -既存不適格の範囲2:令137条の2~12-
法86条の7第1項で定められた規模 法86条の7第1項で定められた、規定を受けない規模は令第137条の2~12の条項で規定されています。下記に要点をまとめます。 ・令第137条の2:構造耐力関係 ⇒下記で詳述します。 ・…
つづきを読む法86条の7第1項で定められた規模 法86条の7第1項で定められた、規定を受けない規模は令第137条の2~12の条項で規定されています。下記に要点をまとめます。 ・令第137条の2:構造耐力関係 ⇒下記で詳述します。 ・…
つづきを読む法86条の7で定められた適用しない範囲 既存不適格建築物とは(1)-法3条の2、法86条の7-でも記載したとおり、法86条の7は既存不適格建築物に対して、増築等をする場合に適用しない範囲を定めています。 その範囲が具体的…
つづきを読む法改正等によって、現在の法律に適合しなくなってしまった建築物 既存不適格建築とは、竣工時は適法に建てられていたが、法改正等によって、現在の法律に適合しなくなってしまった建築物のことです。 既存不適格建築物は、そのまま継続…
つづきを読む排煙上有効な窓と自然排煙設備は違うもの 排煙に関する規定は分かりにくいし、設計者でも誤解している人が多いので、再度整理しようと思います。 排煙に関する規定は建築基準法施行令、百二十六条の二。 1.特殊建築物で延面積が50…
つづきを読む二室以上の室を同一防煙区画とみなす場合 「個々に間仕切りされた室を同一防煙区画とみなす場合の取扱い」については建築物の防火避難規定の解説2005(第6版)75ページに以下のように記載があります。 間仕切壁の上部が排煙上有…
つづきを読む難しくなった役所との協議 建築に関する条例には「知事が認める場合」というのがあります。 例えば東京都安全条例の第十条の三 特殊建築物の敷地は、その用途に供する部分の床面積の合計に応じて、次の表に掲げる長さ以上道路(前条の…
つづきを読む避難階段か否かで大きく変わる階段室の区画壁 階段室の区画の規定は、その階段が避難階段であるかどうかによって非常に大きく変わってくるので注意が必要です。 避難階段の設置要件 屋内避難階段の規定は建築基準法施行令百二十三条1…
つづきを読む階段下の倉庫に区画は必要? 「自主的に主要構造部を耐火(準耐火)構造にした建築物の竪穴区画」に書いたように、階段の竪穴区画は、住宅でも規模が大きい場合は必要になる場合があります。 そのような竪穴区画の必要な階段下に倉庫を…
つづきを読む法律と条例の違い 「保育所・託児所等設置へ建築的障害」のページに、都内や横浜市内では条例によって、0㎡からバリアフリー法の規制がかかるという話を書きましたが、この規定に違反した場合には単に条例違反になるだけで、法律違反に…
つづきを読む一般的な認識の「構造」上重要な部分 主要構造部とは?に書いた様に、一般的な意味での「構造」上重要な部分は、建築基準法では「構造耐力上主要な部分」という言葉で定義されています。 用語の定義は建築基準法施行令第一条第1項三号…
つづきを読む一般的な感覚とは異なる建築基準法上の主要構造部の定義 耐震偽装事件以降たまにテレビ等でも耳にするようになりましたが、「主要構造部」という言葉も建築基準法に定義されている言葉です。ですが、この言葉も建築物とは?に書いた建築…
つづきを読む建築物を用途変更する場合でも、用途変更後確認申請が必要となるケースがあります。この記事では、確認申請が必要となる用途変更はどういった場合なのかや、用途変更時に気をつけるべき事項について解説しています。 建築物の用途変更す…
つづきを読む建築物の増築を行う場合にも、確認申請の提出が必要になる場合がほとんどです。この記事では、増築という言葉の定義やどういった場合に確認申請が必要になるかについて、事例を交えて解説しています。 建築物を増築する際に必要な申請行…
つづきを読む新築の場合の確認申請については確認申請とは?(1)で解説しましたが、改修(リフォーム・リノベーション)の場合には少し条件が異なってきます。 この記事では、建築物を改修・リフォーム・リノベーション(大規模の修繕・模様替え)…
つづきを読む確認申請は、法律で定められた建築物を建築する際、あるいは改修する際に必要となる建築基準法で定められた手続きのことです。 この記事「確認申請とは(1)」から「確認申請とは(4)」まで四つの記事を通して確認申請とはどういった…
つづきを読む