建築主、設計者、施工者の法的責任の関係性

■建築に関わるプレイヤーの法的責任

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建築主、設計者、及び施工者の社会に法的責任を図示してみました。
今までは、主に三角形の内側だけの事が論じられてきたように思います。
しかし、それぞれに対して「社会」という接点を考えてみました。
施工者の、工事を行うことに対する法令遵守義務や、設計者の設計や監理を行うことに対する法令遵守義務は、建築主に対してではなく、「社会」に対してであり、それぞれの建築主に対する義務は告知義務と損害賠償責任のみということになります。
もちろん、設計業務も施工業務も民法上の契約行為を踏まえて行うため、瑕疵が発生した場合には損害賠償責任が発生しますが、建築主の法的責任は見過ごされがちで、今まできちんと説明がなされて来なかったように思います。
今後、設計者には、一人の建築に携わる人間として、工事を行う際には建築主にこの部分の説明責任(幸いにも耐震偽装事件以降の法改正により、設計契約を結ぶ前に重要事項説明を行うことが義務化された)をきちんと果たしていく必要性が益々高まっていくように思われます。

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