容積オーバーを適法改修したオフィス

東京都内の不動産業者の金融機関から融資を受けるため違法建築物の是正改修プロジェクト。違法建築物である購入予定の建物を適法な状態に改修する設計を行い、金融機関から融資が下り、買主に価格的なメリットがあれば購入する方針でスタートしました。

建築再構企画は、単に調査・適法な状態に戻す計画だけでは融資してもらえないのではないかと考え、「是正計画書」という形で違反を是正する方針を書面にし、行政へ提出、受理をもって計画が適法なものであることを担保する資料とすることができないか検討しました。

資料調査・現地調査を踏まえ、違反の状況を正確に把握し、QCD(質・コスト・スケジュール)を考えた是正計画を作成し、行政にこの是正計画の提出について協議しました。

ここまでの行政との協議内容をオーナーに伝えたところ、買主の収支が立つ金額のため計画を進めてほしいとのことでした。オーナーから金融機関に弊社が行った協議内容等を説明したところ、是正計画書の受理を前提に融資を行えるとの見解を得られました。

融資を受けるにはどこでどのような手続きをすべきか?を考え、QCDを踏まえた是正計画を提案し、融資が受けられるよう働きかけました。

建築再構企画のサポート内容・ポイント

  • 資料調査、現地調査にて違反状況の正確な洗い出し
  • 是正内容のうち費用の掛かる部分を整理
  • 違反建築物に対する対応のための行政との調整
  • 見積りができる計画案の作成
  • 是正計画書の作成

 

 

面積から想定される完了検査当時の計画
 

容積緩和が受けられる駐車場が居室になっており、容積オーバーとなっている
 

QCDを踏まえた是正計画

プロジェクト基本情報

事業主 東京都内不動産会社
所在地 東京都豊島区
延べ面積 約1,998㎡(うち改修計画部分493.27㎡)
構造 鉄筋コンクリート造
事業内容・用途 事務所、自動車車庫、自転車駐輪場