増床と設備刷新を通じ、1棟貸しテナントビルを収益性の高い複合テナントビルへ再生をサポート
仙台駅前のアーケード街に位置する、9階建て一棟貸しビルを複合テナントビルへと再生した事例です。本プロジェクトは、大型テナントの退去に伴い、地元大手不動産会社より「多様な用途を受け入れ可能なビルへ転換したい」との相談をいただいたことから始まりました。建築再構企画は初期調査にて、既存図の確認や現地調査を行い、物販店仕様ゆえの設備容量不足や動線計画の不備を課題として抽出しました。
私たちは、複合用途の商業施設への転換を目的として、改修設計、テナント誘致基準策定まで総合的に支援しました。エスカレーター撤去とエスカレーターの吹き抜け部分を埋めることで貸し面積の増床を実現しつつ、エレベーター配置の再検討で最適な客動線を計画しました。また、オーナー向け貸方基準の整備など、運営面も含め、多様なテナントが入居できる機能的なビルへの実現を全面的に支援しました。



エスカレーターを撤去することで1フロアあたり約30㎡の増床を実現し、あわせてエレベーターを新設することで、複数テナントの入居に最適な動線を新たに確保しました。
(左:エレベーター位置の検討図/中央:既存エスカレーター撤去の様子/右:エレベーター新設の様子)
建築再構企画のサポート内容・ポイント
- 既存エスカレーターの撤去と吹抜け部分を塞ぐことで、1フロアあたり30㎡の面積増床を実現
- エレベーターの配置箇所の見直しにより、複数テナントの入居に最適な動線の計画を支援
- 物販店仕様で限定的だった設備スペックに対し、多様な業態の入居を想定したラフプラン作成と必要容量を仮設定し検討することで、多様なテナントに対応できる設備・容量の増加を実現
- 工事区分表や、テナント設計用図面資料を整備するなど、オーナー向けの貸方基準を策定
建築再構企画は、ビルオーナーや事業者など建築主向けの無料法律相談や、建築士・設計事務所向けの法規設計サポートを行っています。代表的な業務内容や費用の目安については、サービスメニューと料金のページで詳しく紹介しています。
仙台青葉テナントビルの写真










プロジェクト基本情報
| 事業主 | 仙台市内不動産会社 |
| 所在地 | 宮城県仙台市 |
| 用途 | 複合テナントビル(従前:1棟貸しテナントビル) |
| 延床面積 | 約3,300㎡ |
| 構造・規模 | 鉄骨造、8階建て(地下1階) |
| 築年数 | 1995年(依頼時築28年) |