建築基準関係規定とは?

■建築基準法の最初の山場?第六条

建築基準法の前半で、最も大きな項目といっても良い条文が第六条でしょう。
確認申請に関する規定です。
この条文では、「確認申請を提出しなければならない行為とは何か。」ということについて書かれています。
建築関係者でも誤解していることが多いのですが、確認申請は、建築基準法に適合しているかどうかだけを確認するのではありません。

第六条の一項にはこう書いてあります。

建築主は、第一号から第三号までに掲げる建築物を建築しようとする場合(中略)、これらの建築物の大規模の修繕若しくは大規模の模 様替をしようとする場合又は第四号に掲げる建築物を建築しようとする場合においては建築基準関係規定(この法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定(以 下「建築基準法令の規定」という。)その他建築物の敷地、構造又は建築設備に関する 法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定で政令で定めるものをいう。以下同じ。)に適合するものであることについて、(中略)建築主事の確認を受け、確 認済証の交付を受けなければならない。

長い引用になってしまいましたが、建築主事に確認するのは建築基準法に適合しているかどうかではなく、建築基準関係規定に適合しているかどうか。そして建築基準関係規定とは、建築基準法令の規定(基準法、施行令、施行規則、及び条例)と、その他建築物の敷地や構造・・・等に関する法律、政令、省令、条例も含むものであるということです。
ちなみにその他建築物の敷地や構造・・・等に関する法律とは、建築基準法施行令によれば、下記の様な十六の項目です。

建築基準関係規定

つまり、建築基準法だけに適合するようにしておけば良いのではないのです。
建築基準法チェックの事例で一つ目の事例が建築基準法の第六条に違反していることになるのはこのためです。逆に、二つ目の事例は建築基準法違反ではなく、バリアフリー法だけの違反であるのは、規模が100m2に至らず、確認申請の提出義務に当らないためです。
単に条例違反で済まない(条例違反もして良い訳ではないですが・・・)内容が多いので、工事をしたり、本来の用途以外で建物を使う場合には、建築士の意見を聞くようにしてください。

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